「第6回伊勢田平和のつどい」(同実行委員会主催)が9日、宇治市の城南勤労者福祉会館で開かれ、50人以上が参加。平和な社会実現のために努力していくことを誓い合いました。
 つどいでは、久米弘子弁護士が記念講演。原爆症認定訴訟や中国残留孤児の生活保障を求めるたたかい、自衛隊のイラク派兵を違憲とするイラク派兵京都訴訟などのたたかいを紹介しながら、日本国憲法の大切さを具体的に語り、違憲の動きに対してあきらめず、粘り強くたたかい続けることが平和を守り、社会をよくする原動力であると強調しました。
 会場では「おもしろ憲法クイズ」や音楽集団「五人囃子」による中南米音楽の演奏や参加者全員で「原爆許すまじ」「千の風になって」を合唱しました。
最後に福田内閣は改憲の機会を狙っているとして「平和憲法を守り生かすたたかいを粘り強くすすめよう」と確認し合いました。(佐藤佳久)