京童 十七文字のうた

座布団を重ね円楽高座降り

座布団を重ね円楽高座降り
 拙吟で恐縮だが11月1日の、びわこ番傘川柳会で詠んだ句である。課題「重ねる」の作品。重ねるでテレビ「笑点」の座布団を思い浮かべた。時事川柳は早さが身上である。円楽師匠の追悼句である。
「創立五十五周年・びわこ番傘川柳会」より
2009年11月 3日 10:00 |コメント0
選者:八木勲 プロフィール
1939年、京都市生まれ。61年、同志社大学卒業後、広告会社に勤務。川柳を各紙に投稿し、98年、「今ワシは何党かねと秘書に聞き」の作品で「毎日新聞万能川柳年間大賞特別賞」を受賞。03年には「週間しんぶん京都民報」にエッセイ「川柳世相つれづれを」連載。著書に「一駅一章 世相あれこれ五七五」(新葉館出版)。「川柳瓦版の会」同人、「京都番傘」同人。08年から「週間しんぶん京都民報」の読者の文芸の選者を務める。
八木 勲の世界 「世相あれこれ五七五」川柳&冠句

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