京童 十七文字のうた

橋を渡れば南座の風の色

橋を渡れば南座の風の色
 四條大橋を河原町から東へ渡る。南座の芝居の絵看板、冬になると顔見世の東西の歌舞伎役者のまねき看板がずらりと上がります。賑やかな四條でも南座はタイムスリップしたように、京情緒を残している。確かに「風の色」は他所とは違うようだ。
京都番傘川柳会「御所柳10月号」より
2009年10月22日 10:00 |コメント0
選者:八木勲 プロフィール
1939年、京都市生まれ。61年、同志社大学卒業後、広告会社に勤務。川柳を各紙に投稿し、98年、「今ワシは何党かねと秘書に聞き」の作品で「毎日新聞万能川柳年間大賞特別賞」を受賞。03年には「週間しんぶん京都民報」にエッセイ「川柳世相つれづれを」連載。著書に「一駅一章 世相あれこれ五七五」(新葉館出版)。「川柳瓦版の会」同人、「京都番傘」同人。08年から「週間しんぶん京都民報」の読者の文芸の選者を務める。
八木 勲の世界 「世相あれこれ五七五」川柳&冠句

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