京の地酒

日本酒コラム

日本酒活用法─美容編

「百薬の長」日本酒。適度な飲酒は健康の維持に役立つといわれます。一杯の効果を試してみませんか?もちろん飲酒は20歳になってから。

サプリ買うより効果大
日本酒の中にはビタミンB1、B2をはじめ多くのビタミン類、ミネラルが含まれています。私たちの体に欠かせないアミノ酸。お酒の中で多く含まれるのが日本酒。アミノ酸は、胃を丈夫にし、食欲を増進。動脈硬化や心筋梗塞、肝硬変、健忘症などをはじめ、生活習慣病の予防に有効ということも解明されてきています。アミノ酸が結びついてできるペプチドは、米タンパクを麹菌が分解し、アミノ酸になる間にできる成分で、健康維持や老化防止に欠かせないといわれます。

美容効果で色白・髪もふさふさ!
米糀に含まれるコウジ酸は化粧品や養毛・育毛剤に使用されています。シミやほくろの原因になるメラニン色素の生成を抑えたり、発毛力の衰えた頭皮や毛根に働きかけ育毛を助ける効果が確認されています。もともと日本酒には血流をよくし、皮膚の新陳代謝を促す作用もあるため、さらにプラスに!

日本酒のお風呂で血圧安定!
日本酒をお風呂に入れることで湯上り直後から最小血圧が下がり始め、20分経過しても安静時より血圧が低い状態が保たれることが確認されています。お風呂の温度は37度でぬるめ、お酒の量はコップ2、3杯程度。リラックスタイムに一度お試しあれ。
(日本酒造組合中央会の資料より作成)