京童 十七文字のうた

叱られた顔懐かしい墓参り

叱られた顔懐かしい墓参り
 彼岸には祖父母や両親の墓参りをする。墓石を洗いながらも、健在だった頃の思い出が、ふと蘇ったりする。恐い祖父や親父であったが、今は懐かしいばかりである。花を供えると一気に賑やかな彩りになる。喜んでるかい?
田中荘介川柳集「木漏れ日」より
2009年9月27日 10:00 |コメント0
選者:八木勲 プロフィール
1939年、京都市生まれ。61年、同志社大学卒業後、広告会社に勤務。川柳を各紙に投稿し、98年、「今ワシは何党かねと秘書に聞き」の作品で「毎日新聞万能川柳年間大賞特別賞」を受賞。03年には「週間しんぶん京都民報」にエッセイ「川柳世相つれづれを」連載。著書に「一駅一章 世相あれこれ五七五」(新葉館出版)。「川柳瓦版の会」同人、「京都番傘」同人。08年から「週間しんぶん京都民報」の読者の文芸の選者を務める。
八木 勲の世界 「世相あれこれ五七五」川柳&冠句

京童 十七文字のうたの新着

コメントを投稿

コメントは、京都民報Web編集局が承認するまで表示されません。
承認作業は平日の10時から18時の営業時間帯に行います。




メールアドレスは公開されません



京都の集会・行事