もりたもとこのお着楽きもの

単衣の季節

 毎日お暑うございます~と言いたいほど、4月に入ってから店にもよしずが欠かせないほどの暑い?日が続いています。

 昔の暦から言うとお単衣の着物は、6月1日の衣替えのときから、着物はちょっと先取りが粋とされるので、5月の20日過ぎくらいから…なのですが、このところの陽気はもうすっかり5月の末あたり…。

 私はそれでなくても暑がりなので、さっさと単衣を着ています。
 春の気持ちのいい新緑の季節に、明るい色の軽い単衣を着ると、なんとも心がウキウキします。

 単衣の着物は6月と9月しか着れないので、よっぽどの着物好きしかお持ちでないものかもしれませんが、この頃の気候からすると、4月から、7・8月の盛夏を除いて9・10月まで、かなりの長さにわたって活躍してくれます。

 袷よりもお気楽に着られますので、今年はぜひお単衣の着物をお仲間に入れて頂けたらなぁ?と思います。
 合わせて帯も軽い遊び心のあるもので、ウキウキ気分を盛り上げていただきたいです!

 ちなみに、本日のもりたの着物は単衣の塩沢ちりめん、帯は玉繭糸を草木染で染めた八寸の帯で、「織冴帯」といいます。とても軽くて、単衣から盛夏まで締めていただける帯です。


コメント

3年前から着物を着始めましたが、正直暑くなる5月にはすでに足遠のいています。

帯あたりに汗疹ができるし、締めすぎなのか着てる時から痒いし。。。

さらりと着れる素敵な人に憧れます☆