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チキンとプラム～あるバイオリン弾き、最後の夢～
大切なバイオリンを壊されて、天才音楽家ナセル・アリは死ぬことにした。ベッドに横たわり、死を待ちながら人生を振り返るナセル・アリ。技術はあるが、おまえの音はからっぽだと、師匠に叱られた若き修業時代。本物の音色を見つけ、絶大な人気を獲得した黄金時代。人生最大の失敗となった愛のない結婚。何よりも怖く誰よりも大切な母の死。大好きなソフィア・ローレン、大好物のチキンのプラム煮。そして永遠の旅立ちの前に彼が見た最後の夢は、引き裂かれた愛の記憶だった…。監督は『ペルセポリス』のマルジャン・サトラピ。14歳で故国イランを離れ、ヨーロッパで波乱の青春を送った女性アーティストだ。前作に続き、自身のコミックの実写化に挑戦した意欲作で、世界中の映画祭で旋風を巻き起こしている。（京都シネマ）
作品情報
- 出演：マチュー・アマルリック、エドゥアール・ベール、マリア・デ・メディロス
- 監督・脚本：マルジャン・サトラピ、ヴァンサン・パロノー
- 製作年：2011
- 製作国：フランス・ドイツ・ベルギー
- 配給：ギャガ
- 時間：92分
- ジャンル：ドラマ
- 原題：Poulet aux prunes
- 英題：CHICKEN WITH PLUMS
- レーティング：PG12
- 公開日：12/11/10
- →京都シネマの上映情報
