着物クラブ

３月１日、泉商店さんで第１回目の着付け教室を開催しました

　 　３月１日、第1回目の着付け教室。場所は御池小川の泉商店さん。生徒さんはみんぽう倶楽部会員の方、泉商店さんのご紹介の方など、６人の皆さんです。
　お稽古はまず、肌襦袢の着方から。二部式の場合は肌着をつけ、裾除けはぐるっと巻いて、力布の部分をぐっと折り返して引き上げます。そうすることによって、腹部をおさえて補正の意味もあるそう。土台をきちんとこしらえることによって、腰紐がズレにくくなり、着崩れを防ぐ意味もあります。

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　次に長襦袢。両手で襦袢の衿を持ち、背側に廻して持ち替え肩に羽織り、片腕ずつ袖を通す…と、基本的な動作から教わります。長襦袢は、胸下を紐でくくっていきます。この紐も一箇所をぐるぐると巻くのでなく、後ろで交差させ上下に幅を持たせて巻くと苦しくなく着崩れし辛いのです。伊達締めも、二巻き目が交差するところで折り返して、紐が重なる部分がゴロゴロしないように…と配慮します。順々と腰紐の巻き方のコツ、伊達締めの巻き方、背中心の合わせ方、衣紋の抜き方など、丁寧に指導していただきます。
　 　生徒の皆さん、熱心に先生の講義を聞いておられました。普段は自己流の着付けをなさるという方も幾人か参加されていましたが、プロの先生に教わる「コツ」に改めて納得しきり、といった感じ。
　 　さて、ひととおりのお稽古の後は、着物で帰る方、洋服で帰る方と、それぞれ思い思いに着替えてお終い。
　お稽古のあと、今回は和菓子屋さんへ移動します。

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