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東ベルリンから来た女

東ベルリンから来た女 1980年夏、旧東ドイツ。田舎町の病院に、ひとりの女医がやって来た。名はバルバラ。西側への移住申請を政府に撥ね付けられ、秘密警察の監視付きで、この地に左遷されてきたのだ。自由への憧れが強い彼女は、そんな状況下で、西側に暮らす恋人とデンマークへ逃亡する計画を立て、当然、精神をすり減らしていく。東ドイツを離れていったい何をするというのか?医師としての誇りは? 逃亡の日が近づき揺れる心。それに追い打ちをかけるように、医師としても男性としても誠実な同僚アンドレが、次第に大きな存在となっていく。
 一切の情況説明を与えることなく、バルバラの日常生活を繊細に、静謐に掬い取ることで、監視体制下の東ドイツに生きることの身体的かつ心理的な抑圧を描いた一級のサスペンス。(京都シネマ)
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作品情報

  • 出演:ニーナ・ホス、ロナルト・ツェアフェルト、ライナー・ボック、ヤスナ・フリッツィー・バウアー 、マルク・ヴァシュケ
  • 監督・脚本:クリスティアン・ペツォールト
  • 製作年:2012
  • 製作国:ドイツ
  • 配給:アルバトロス・フィルム
  • 時間:113分
  • ジャンル:ドラマ
  • 原題:BARBARA
  • 公開日:13/02/09
  • 京都シネマの上映情報
コンテンツ企画協力:京都シネマ