/entertainment/00200_cinema_review/00201_/

サラの鍵

サラの鍵 夫と娘とパリで暮らすアメリカ人女性記者ジュリアは、ある取材で衝撃的な事実に出会う。夫の祖父母から譲り受けたアパートのかつての住人が、1942年のユダヤ人迫害事件で、アウシュビッツに送られたユダヤ人家族だったのだ。調べるうちに、一家の長女サラが、収容所から逃亡したこと、そして、一斉検挙の朝、サラはすぐに戻れると信じ、弟を納戸に隠して鍵をかけたことを知る。果事件を紐解き、サラの足跡を辿るが…。
 ナチス占領下のパリで行われたヴェルディヴ事件を題材に、過去と現代を交錯させながらユダヤ人一家に起こった悲劇を描く社会派ドラマ。『イングリッシュ・ペイシェント』のクリスティン・スコット・トーマスが、アウシュビッツについて取材するジャーナリストを好演している。(京都シネマ)
twitterでコメント

作品情報

  • 出演:クリスティン・スコット・トーマス、 メリュジーヌ・マヤンス、エイダン・クイン
  • 監督・脚本:ジル・パケ=ブレネール
  • 脚本:セルジュ・ジョンクール
  • 原作:タチアナ・ド・ロネ
  • 音楽:マックス・リヒター
  • 製作年:2010
  • 製作国:フランス
  • 配給:ギャガ
  • 時間:111分
  • ジャンル:ドラマ
  • 原題:ELLE S'APPELAIT SARAH
  • 公開日:12/01/21
  • 京都シネマの上映情報
コンテンツ企画協力:京都シネマ