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サラエボ、希望の街角

サラエボ、希望の街角 ボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都、サラエボ。航空機の客室乗務員として働くルナは、友人も多く、充実した毎日を送っている。恋人のアマルと同棲中で、愛し合うふたりは子どもを望んでいるが、なかなか妊娠できずにいる。そんなある日、アマルはかつての戦友と出会い、仕事を世話されたことを機に、厳格なイスラム教徒であるその友人の影響を受け、急速に信仰にのめりこんでいく…。
 『サラエボの花』で2006年ベルリン国際映画祭金熊賞に輝いたヤスミラ・ジュバニッチ監督の待望の長編第2作。今作では現代に生きる若い女性ルナの愛の行方を通して、紛争の記憶が今もなお色濃く残るなか、サラエボの街がこれから歩むべき未来をしめそうとしている。(京都シネマ・エダ)
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作品情報

  • 出演:ズリンカ・ツヴィテシッチ、レオン・ルチェフ、ミリャナ・カラノヴィッチ、エルミン・ブラヴォ、マリヤ・ケーン
  • 監督・脚本:ヤスミラ・ジュバニッチ
  • 音楽:ブランコ・ヤクボヴィッチ
  • 製作年:2010
  • 製作国:ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、オーストリア、ドイツ、クロアチア
  • 配給:アルバトロス・フィルム、ツイン
  • 時間:104分
  • ジャンル:コメディ
  • 原題:NA PUTU
  • 公開日:11/05/14
  • レーティング:R15+
  • 京都シネマの上映情報
コンテンツ企画協力:京都シネマ