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ココ・シャネル

ココ・シャネル 1954年、パリ。評論家や顧客達を前に15年の沈黙を経て、復帰コレクションを開催したココだったが「過去から脱却できないシャネル」と酷評され落胆する。
 しかし彼女は、孤児からお針子となり、つらい恋を乗り越えてデザイナーの地位を手に入れたことを回想していた。彼女の「スタイル」はいまなおすべての女性の憧れであり、現代にも通用するココの潔い生き方や言葉に共感することにほかならない。なぜ人々はシャネルに心惹かれるのか? 多くのことが語られながらも、現実と虚構の間で揺れ動く、ココ・シャネル像。彼女の本当の姿はどのようなものであったのか?
 まるでココが乗り移ったかのように圧倒的な演技力で我々を惹きつけるのはオスカー女優、シャーリー・マクレーン。(京都シネマ・カワベ)
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作品情報

  • 出演:シャーリー・マクレーン、マルコム・マクダウェル、バーボラ・ボブローヴァ、オリヴァー・シトリュック
  • 監督:クリスチャン・デュゲイ
  • 脚本:エンリコ・メディオーリ
  • 音楽:アンドレア・グエラ
  • 衣装デザイン:ピエール・イブ・ゲロー
  • 製作年:2008
  • 製作国:イタリア、フランス、アメリカ
  • 配給:ピックス
  • 時間:135分
  • ジャンル:ドラマ
  • 原題:COCO CHANEL
  • 公開日:09/08/08
  • 京都シネマの上映情報
コンテンツ企画協力:京都シネマ