しんいちのライブな日々

高槻ジャズストリート その2

 高槻JS2日目は、観客として参戦しました。
 まずは市民グラウンドへ。He Knows Jazz Orchestraというビッグバンドです。このバンド、40歳以上のシニアバンドで、日野皓正をはじめ錚々たるアーティストが開催したクリニックから生まれたバンドです。さすがというか、ハイレベルな曲が続き、圧巻です。最後には世界の日野さんも登場し、暑い日差しの下、市民グラウンドは大盛り上がりでした。
 次に足を運んだのは現代劇場。先の熱いビッグバンドとは少し雰囲気を変えて、こちらはボーカルのカルテットです。ボーカリストの鮎子さんは、ちょっと天然でかわいらしい女性でした。でも、その小さな体からとは思えない、力強い歌声を持っていらっしゃいます。スタンダードナンバーを中心に、アップテンポの曲や色っぽいバラードまで、楽しませていただきました。これまでの暑さから、ほっと一息。
 さて、一息ついた後は再び太陽の下へ。城跡公園でゴスペルを聴き、舞台の真下で楽しそうに踊るおじいさんを見ました。
 次はバスに乗ってJRエリアへ。移動中のバスの中でもジャズストリート!ここでもゴスペルを聴きました。一曲終わる頃には目的地に到着。後ろ髪引かれつつ、バスを降りました。てくてく歩いてスターバックスへ。ここではジャズから少し離れ、フュージョンを聴きました。ギター、ベース、キーボード、ドラムの4人編成ですが、小さな店内はアーティストも観客も、ギュウギュウ。運よく一番前の席に座れましたが、アーティストとの距離はわずか1mでした。近いだけあって、迫力満点!
 まだまだ行くよ!阪急エリアに戻って、駅前噴水公園で高貴みな&井野アキヲトリオとQuintet Timesを続けて聴きました。Quintet Timesは、京都から世界へ活躍するトロンボーンプレイヤー、Tommyさん率いるバンド。トロンボーン吹きの私は始まる前からワクワク。そして期待通りのプレイに大興奮でした。夕暮れのちょっと大人な雰囲気の中、響き渡るしっとりとしたトロンボーンの音色に心を奪われてしまいました。
 だいぶ長くなってしまいましたが、私の高槻はここでおしまい。歩き回って疲れましたが、音楽漬けのとっても充実した2日間でした!皆さんも是非、来年再来年のGWには高槻へ!

執筆者:あゆみ