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コラム「楕円球」

オージーはラグビー好き!?(1) 「GO KANGAROOS!」

 一身上の都合で南半球、オーストラリア旅行してきました。行き先は、オーストラリア大陸の北東部に位置し、南太平洋に面するクイーンズランド州のケアンズ、ゴールドコーストという世界的観光地です。
 
 しかしなんといっても、オーストラリアは、ワールドカップで過去2度の優勝経験を持つ強豪国。今年のトライネイションズでも、初のキウイ(ニュージーランド人という意味)のヘッドコーチ、ロビー・ディーンズのもと、最終戦までオールブラックスと接戦を演じたあのワラビーズの国です。シーズン(日本同様のラグビーシーズンは冬場)は終わったものの、ラグビー熱に触れることができるものとひそかに期待に胸を膨らませていました。

 飛行機は、ジェットスター。カンタス航空と共同運航し、シドニーやゴールドコーストの格安直行便で知られています。機内誌を広げて、飛び込んできたのが屈強なラガーメン!(写真) やはりオージー、と納得しつつ、よく見るとなにか微妙に違う。

 こ、これは、リーグ・ラグビー…。ラグビーは実は多様な形態があるスポーツ。リーグ・ラグビーとは、13人制ラグビーのこと。日本で通常ラグビーを指す、15人制は、ユニオン・ラグビーといわれます。どうやら、リーグ・ラグビーのスター選手らしいが、まったく知らない。ラグビーそのものの人気が低迷している日本で、13人制ラグビーの情報など入ってこようはずもない。しかも、この10月下旬から、オーストラリアでリーグ・ラグビーのワールドカップが開かれるというので、特集記事なのでした。

 見出しは、「GO KANGAROOS!」。そう、15人制の豪州代表が「ワラビーズ」(WALLABIES)であるのにたいして、海外の13人制代表は、「カンガルーズ」(笑)。それでもラグビーはラグビー、そう言い聞かせつつ一路オーストラリアへ飛び立ちました。


author:テツヤ

わからないラグビー用語は凡例で→
October 24, 2008

コメント

オーストラリアでは「ワラビーはカンガルーよりも高く跳べるのか」と言われているそうですね。
リーグラグビーのW杯!!そこで活躍した選手の中からユニオンへ転身する選手が必ず出てきますね。ローテ・トゥキリのように。これは要チェックなのですが、日本では難しいですね。