しんいちのライブな日々

舞鶴にジャズミュージアムがオープン

 さて、昨日の続きです。「赤れんがジャズミュージアム」は、同ジャズフェスティバルの発起人兼立役者、NPO法人赤煉瓦倶楽部舞鶴理事長の尽力でできることになったのです。
 ミュージアムの内容を聞くとびっくり。まず、祖父が明治時代、煉瓦造りの刑務所(鹿児島など)を設計した縁で、同ジャズフェスティバルに協力してきたジャズピアニストの鬼才・山下洋輔氏の直筆譜のほか、日本のジャズ黎明期に秋吉敏子(ピアニスト)らに多大な影響を与えたフィリピン出身のレイモンド・コンデ氏(歌手、クラリネット奏者)の遺品、戦後・駐留軍から持ち込まれたバンド譜、SPレコード(約70枚)などが展示されます。
 直筆譜は、山下氏が国立音楽大学作曲科3年生時や、卒業時、初リサイタル時のもの。また、バンド譜は、ジャズ専門紙「JAZZ WORLD」編集長が蒐集したもので、84冊にもおよびます。

執筆者:平山