かえるをのんだととさん

かえるをのんだととさん

     仕事で外へ絵本を読みに行く時、多くが初対面の子ども達です。「この人は何者だ?」という好奇心と「何かおもしろいことをしてくれるのかも?」という期待のまなざしの中、
  • 日野十成
  • 斎藤隆夫
  • 出版社:福音館書店
  • 価格:800円+税
  • 対象年齢:3才~
  • ジャンル:楽しいお話、不思議なお話


絵本がいど

 ある日突然おなかが痛くなったととさん。かかさんに相談してみたところお寺のおしょうさまに聞いてみるといいのではと言われたずねてみると、それはお腹の中に虫がいるせいだから、かえるを飲むといいと言われます。
 さっそくかえるを飲んでみましたが、今度は虫のかわりにかえるが悩みの種となり…。
 大人も楽しめるとってもオススメの一冊です。

おむすびころりん

おむすびころりん

  • 與田準一
  • 渡辺三郎
  • 出版社:偕成社
  • 価格:1000円+税
  • 対象年齢:4才~
  • ジャンル:学べるお話、動物のお話


絵本がいど

 誰もが知っているこの昔話。なんと「はなさかじじい」や「こぶとりじじい」などと同じく“となりのじじい”型に分類されているようです。おもしろいですね。
 おむすびを落とした穴からふしぎな歌声が聞こえてきます。おじいさんは歌にさそわれねずみの国をたずねることになりました。
 何といってもこのお話の楽しいところは「おむすびころりんすっとんとん…」の歌なのではないでしょうか。

さるじぞう

さるじぞう

  • 鈴木喜代春
  • 北島新平
  • 出版社:ほるぷ出版
  • 価格:1450円+税
  • 対象年齢:4才~
  • ジャンル:学べるお話、動物のお話


絵本がいど

 これもまた“となりのじじい”型の昔話ですが、「おむすびころりん」ほどは知られていないのではないでしょうか。
 はったい粉にまみれてねむってしまったじいさまを地ぞうさまと間違えたさるたちは大事にじいさまを山のお堂に運びます。そして、お金や柿や米などをどっさりおそなえしました。それらを有難く持って帰ったじいさまのその様子を見たとなりのばあさまが…。
 大人になると他人事のように笑えないところがありますね。
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