〔3〕遊び

花田睦子

 子どもたちは遊びの天才! 大人から見てなんとも思わないちょっとしたことでも、子どもは遊びに変えてしまいます。そんな子どもたちを見習って、ついついみけんにしわを寄せてしまう私たち大人も、仕事を遊びに変えてみたいものですね。遊びの世界が広がるきっかけになるような絵本を紹介しましょう。(花田睦子/*えほん館)


つみきつんでもっとつんで
つみきつんでもっとつんで

  • 土屋富士夫/作・絵
  • 徳間書店 1400円+税

 しょうちゃんは、つみきが大好き。つみきで遊び始めるともう夢中。どんどんつみきをつんで、あれ、あれ、窓の外までつんでいき、とうとう雲をつきぬけて、どこまでいってしまうのでしょう? 読み手の期待を裏切らず、果てしなくつんでくれるのがとてもうれしい1冊です。(4、5歳~)


たんじょうびのふしぎなてがみ
たんじょうびのふしぎなてがみ

 明日、誕生日のチムはまくらの下に謎の手紙が入った封筒を見つけました。そこには暗号のようなおかしな印が書かれています。チムはその暗号を解いて、すてきなプレゼントを見つけることができるでしょうか? 思わず暗号を使った手紙を作りたくなります。(5歳~)


※絵本の画像は出版社の許可を得て掲載しており、転載することは禁じます。

えほん館

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