マーク・シーモント

Marc Simont
1915年フランス パリ生まれ。父親はスペインのイラストレーター、ホセ・シーモント。幼少期をスペインで過ごし、一家でアメリカに移住。1932年パリに戻り、絵の勉強を始め、その後ニューヨークのデザインアカデミーで学び、1939年から本格的に絵本の仕事に携わる。
1949年、『はなをくんくん』(福音館書店)でコルデコット賞オナー受賞、1957年『木はいいなあ』(偕成社)でコルデコット賞を受賞。木炭画風の素朴なタッチから、カートゥーン風のコミカルなタッチまで、幅広い作風をもつ。著書には『のら犬ウィリー』(あすなろ書房)、『オーケストラの105人』(すえもりブックス)などの作品がある。