001001_釣行記

まるで“苦行”の鮎つり遠征 和歌山県有田川

高温・高湿度・炎天下の「鮎つり遠征」は、まるで“苦行”の如し

光正・釣りクラブ、7月18日(土)~7月19日(日)の有田川

 当初予定していた福井県・足羽川が、今期最大の降雨増水の為、急遽、和歌山・有田川へと釣場を変更。
 1日目、川に到着してみると、やはり他の河川がだめな為か、釣り人はかなり多い。川見をしながら遡上。最上流部の囮(おとり)店「津本」で日券と囮を購入。何と日券には消費税が付いていたが、多人数と「京都からはるばる」と言うことで、消費税分は値引し、囮は千円で3匹と言うサービス。店の若女将と女将さんの気風の良さに「ほんまかいな!!」とビックリするやら感心するやら。
 このサービスは帰るまで続き、帰る際には、また来てや!!と「天然の鮎土産」まで付く徹底振り。ポイントの選定にもアドバイスと親切な案内やら、評判が評判を呼ぶのではと、感心することしきり。

 さて、肝心の釣果の方は、「二度と来たくない!!」と歎く御仁が出る程の貧果。“つり荒れ”と増水後の“垢飛び”によるものか、定かでないが、とにかく2日間とも特に午前中は「追う鮎」が少ない。他の釣人も一部を除いて相対的に不調のように見受けた。型の方も極めて不揃いで、「ついこの前遡上して来たんかいな」と思われるちび鮎もかなり含まれた一方で、21~22センチクラスも混じった。相対的に下流の方がやや型に恵まれたようだ。また、2日目は釣人が一層増え、釣り辛い状態に拍車がかかった。
 更に、今回の釣行には、最後にハプニングが待っていた。
 その1、“竿がポキリ”(福井)。
 その2、“タイヤがペタリ”(川端車)。
 その3、目指した温泉は廃業?。
 その4、二つの峠越えの上で、すんなりと高速道路にのれず、おまけにその高速道路は土砂降りと来たら、「良くぞ無事で帰れた!」と喜ぶべきか? やはり、しっかりと喜ぶべきでしょう。

 来年もよろしく!! 尚、同一河川で2日間共釣ったのは今回が初めて? かも。(山田勝暉・記)
〈2日間の2尾長寸で競った上位成績等は次の通り〉
1位:川端 正博 6(18日)+12(19日)=18(両日合計)
2位:山下 雄司 10+8 =18
3位:山田 勝暉 24+11=15
〈川端会員の仕掛け等〉
竿 硬調 9.0メートル、水中糸 テクミー0.14号、追いバリ 狐7.5号 三本イカリ、ハリス 1.2号
〈山下氏の仕掛け等〉
竿 硬調 9.0メートル、水中糸 テクミー0.4号、追いバリ 狐7.5号 三本イカリ、ハリス 1.2号

2009年7月22日


京都勤労者つりの会(京都労釣会)
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