月8日、化学一般京滋福地方本部岡田化学工業支部(委員長:北浦兼智朗さん、組合員10名)の労働組合結成通知が行われました。京都労働相談センターが紹介した、今年になって4番目の労働組合結成です。
組合結成の動機は、委員長の北浦さんが通勤途上で追突事故に遭い、3日間年次有給休暇で休んだところ、「加害者の保険から休業補償があるので、休 暇は認められない。賃金カットする」と社長が宣言。実際に3日間の賃金がカットされました。抗議をしたら返してくれましたが、これまで何人もの労働者が社長のワンマン・横暴で退社しているのを見てきました。
あまりにひどい社長の仕打ちに、電話帳で京都労働相談センターを見つけ出し、5月下旬に相談に来られました。相談内容を聞けば、北浦さん一人の問題として解決するのではなく、みんなが困っていることだから、労働組合を結成して会社と交渉し根本的に改善させることが必要と話し、化学一般を紹介させていただきました。
北浦さんは化学一般に加入し、仲間にも呼びかけ組合づくりをすすめました。職場では、「年次有給休暇を取得すると奨励金(月額1万円・賃金)がカット」、「定期健康診断が未実施」、「就業規則などが開示されていない」、「残業代が正しく払われていない」などの無権利な実態が明らかになりました。これらのことが労働基準法に抵触することを学び、組合結成に向けて確信を持つようになりました。
9月7日に結成大会を開催。要求として、〈1〉1万円の賃上げ、〈2〉年末一時金2.5ヶ月、〈3〉住宅手当の新設、〈4〉週休2日制、〈5〉定期健康診断の実施など23項目を決定しました。
翌日8日に地本三役・北浦支部委員長・書記長とともに永井京都総評書記局員も同行し、岡田社長に要求書とともに結成通知を行おうとしました。ところが社長は、「アポイントがなかったので会えない」としましたが、「5分だけなら話を聞く」ということになり、要求書などを渡しました。団体交渉の日程はこれからですが、社長の不当労働行為に対して団結を固めて闘っています。
