労働相談
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労働に関する悩み相談

配転・出向

(協力:京都労働相談センター)
「子会社から派遣なら京都へ」――いったん応じた単身赴任の男性ですが…
労働条件変更は同意必要
全国各地に工場や営業所を持つ大手ダンボール製造会社の名古屋営業所に単身赴任して4年になるNさん(54)は、 元の京都工場の事務職に戻して欲しいと上司に言ったところ、 「子会社に出向しそこから京都工場の現業職に派遣なら認める」と言われました。 いったんは応じたものの納得できないNさん。こうしたケース、どうするか?
現業職復帰の上に降格減給
 Nさんは、勤続30年、事務職の課長代理です。 3、4年のつもりで単身赴任に応じてきましたがいっこうに帰してもらえそうにない気配。
  Nさんは、京都に帰れるのであればと出向もやむをえないと思いました。 しかし、「今さら製造現場で働く自信はないなあ」。 事務職を希望しましたが、聞き入れてもらえませんでした。 待遇が課長代理からの降格となり、年収は60万円も減収となります。
納得できないと主張すべき
 仕方なく受け入れて京都に帰ってきたものの、体力的にきつく、また、課長代理クラスで出向してきている6人の中で降格しているのは自分だけだと分かりました。
  これは黙っていられないと労働相談センターに相談。 相談員は、「職種転換は、本人の同意が必要であり納得できない時は『同意できないと』はっきり主張してください。 会社の労働組合にまず相談して、だめだったら労働局に斡旋を申請しましょう」とアドバイスしました。
  労働局に助言、指導を申請。 労働局の事情調査が行われ、すぐにNさんに人事部から呼び出しがかかり「5月には元の役職に戻し、手当も4月に遡って支給する。 職種も事務職にする」と回答がありました。

(「週刊しんぶん京都民報」2005年4月3日付)
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