大森直紀さん

 仁和寺門前町の大規模ホテル計画(右京区)について、門川市長は「住民合意が得られている」として、市の「上質宿泊施設誘致制度」を適用し、「特例」による規制緩和で計画を認めようとしています。しかし、私たち近隣住民は決してこの計画に「合意」などしていません。

 昨年12月、住民説明会が開かれましたが、私をはじめ参加した住民の方々は、口々にこの強引な進め方に反対や異論を訴えました。先月には、「特例」措置の再検討と広く市民を対象にした説明会の開催を求める要望書を近隣住民437人分の署名を添えて、市に提出しています。

門川市長「『合意』得た」に驚きと怒り

 そもそも、住民説明会が対象とした地域は計画地の境界から100㍍の範囲に限定されています。この様な説明会を「良し」とし、一部の住民の方の同意をもって、「合意」を得たという門川市長の主張に驚きと怒りの気持ちを禁じ得ません。

 福山さんは、住民合意もなく、京都の景観を壊すこの計画を白紙に戻すと言ってくれています。ホテル用地一帯は、世界遺産のバッファゾーンです。この地域にふさわしい活用計画を福山市長のもと、地域住民と専門家も入れてまとめてくれることを期待します。