阪本佳郎さん

 ハワイ大学で研究員として先住民・移民文学を研究していました。子育ては実家の近い京都でと4年前に引っ越し、折々にハワイへ通っていました。そこで目にしたのは美しい海岸を覆うプラスチックゴミの山でした。

 現在50兆個ものプラスチックが海に浮いており、魚や鳥、海の生きものが脅かされています。マイクロプラスチックは食物連鎖を通じて人間の体内にも入り込み、私たちの健康に被害を及ぼします。

 京都で出会ったのは日本の古きよき生活の知恵を蘇(よみがえ)らせ、サステナブルなコミュニティの再生を目指す多様な人々です。ハンガリーやドイツ、アメリカなど各国から集い、何世代かに渡って京都に根差している家族もあります。誰よりも地域と地球のことを考え、子どもたちに希望ある世界を渡していこうとしている人たちが“外国人”というだけで政治からは疎外されています。

 福山さんは「環境都市・京都」宣言を発し、多様な意志ある人々とつながり解決に取り組むと約束されました。希望を託したいです。