専門に勉強したことはなく、ブロガーから転職したという異色の画家・宮森勇人(33)=東京都=の京都初個展「ミヤハヤ2周年個展in京都」が京都市中京区の「ギャラリー35京都」で開催中です。3日まで。

 石川県出身で、高校時代は陸上選手として京都で行われる高校駅伝に出場し6区を走ったという経験の持ち主。京都アニメーションの惨事に接し、「同じクリエーターとして何か自分にできることがないか」と京都初個展を企画しました。

 もともと、東京でプロブロガーとして生活していましたが、行き詰まり、引きこもりに。ノートに落書きを書いて日々を過ごしていたところ、友人の自死の知らせが舞い込んできました。「人生に限りがあり自分も何か始めなければ」と絵を描く道に。

 個展では、京都アニメーション火災で亡くなった人々に送る「レクイエム」をはじめ、国民間での虐殺が行われたアフリカ・ルワンダを訪問し、人々の温かさに触れて描いた「ルワンダの涙」、ルワンダのスラム街でまともな食事を口にできない子たちを見て食を得ることが出来るありがたさを表した「一杯のごはん」、ボクシンググラブに絵の具をつけ、キャンバスに殴りつける形で描いた「フルスイング」などを展示しています。収益の一部を京都アニメーションに寄付する予定です。

 12時~19時。無料。ギャラリー35京都(京都市中京区釜座通夷川下ル西側大黒町696−3)☎070・4566・2067。