【参院選2025】厚労大臣に「現場へ行け」追及しびれた/介護福祉士・池澤由香里さん #だから私は倉林

介護職について18年目です。大学で管理栄養士の資格を取りましたが、就職氷河期真っ只中で、バイトや非常勤で働いた後に、共同作業所に正規雇用され、2度の育休を取得し、のちに退職。ヘルパー2級を取り、訪問介護の仕事と子育てをしながら、介護福祉士の資格を取りました。正規雇用となって13年目です。
お年寄りの生活を支える仕事が大好きで、今は通所リハビリで働いています。職員が足りず、リハビリ希望者を断る事も多いです。介護職の給料が安すぎて、募集はずっとしていますが、人が来ません。
国の介護報酬の改定で、訪問介護の介護報酬を下げたのは許せません。介護サービスがあるから、仕事を続けられる人がたくさんいます。コロナ禍でも通所リハビリを続け、頑張ってきた現場をちゃんと見てほしい。利用者負担増ではなく、国の予算で報酬をアップしてほしい。
看護師出身の倉林さんは現場の声を議会で取り上げてくれます。厚労大臣に「現場へ行け」と言ったあの質問は忘れられない。何としても押し上げたい。