京の地酒

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幻の酒蔵

安田酒造

 喜永2年(1849)創業。三条商店街の一角にありましたが、03年頃に廃業し、現在跡地にはマンションが建っています。
 「龍盛(たつざかり)」「保寿泉(ほじゅせん)」などの銘柄がありました。保寿泉は、保津川の岸にあった名泉。安田酒造は、この湧き水を仕込み水として使ってきました。
 杜氏は但馬杜氏。いったん出来上がった清酒に米、こうじを加え、もう一度仕込む作業を3年にわたって繰り返す醸造法の酒をはじめ、様々な酒を造っていました。さっぱりとしたのどごしで、やや辛口。ふくよかな香りが特徴でした。
(所在地跡:京都市中京区三条通猪熊西入御供町302)


代表銘柄「保寿泉」ラベル

代表銘柄「龍盛」ラベル


跡地のマンション
代表銘柄「龍盛」(酒造りイベントにて展示)