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着物でおでかけ

特別な明かりで見る「秋草図屏風」

年に一度の「お宝」拝見、「屏風祭」へぜひお着物で!

俵屋宗達 京都の7月といえば祇園祭。宵山の期間中、屏風や鎧、小袖など秘蔵の諸道具を飾り、表の格子を外して公開する「屏風祭」が行われます。
 「伯牙山(はくがやま)」の会所でもある杉本家でも、祭にあわせ貴重な所蔵品の数々が公開されます。お飾りの中でも目玉となるのが俵屋宗達筆「秋草図屏風」。12日夜には、特別公開企画「特別な灯りの下でみる 『秋草図屏風』」が行われます。本来ならば杉本家保存会会員の方だけの特別公開企画に、着物クラブから限定10人をご案内いたします。

 当日は琵琶の演奏も予定されています。邦楽が流れるほの暗い町家の座敷、昔の人の気分に立ち返って、ほのかな灯りに浮かび上がる屏風の美しさを鑑賞してみませんか?
 合わせて、「あめや藤本」さんにて祇園祭の室礼で抹茶の接待を行っております。京を夏を彩る祇園祭のひととき、涼やかな夏着物や浴衣でぜひおでかけください!
開催日:2009年7月12日(日)

定員につき申し込みを締め切りました

当日予定

  • 18:30  あめや藤本 集合
    京都市下京区高辻通西洞院通東2軒目 TEL075・354・3214
  • 前半・後半の部に分かれて杉本家へ移動します。
    お待ちの間、お抹茶の接待をお楽しみください。
  • 19:00~ 屏風鑑賞
お茶席のみどころ!
祇園祭茶席 あめや藤本さんでは、祇園祭のお茶会にふさわしく祇園祭と水にこだわった室礼で準備いただいております。
 本席のお軸は何と真白。白滝を表しており、黄梅院の玄性和尚が書かれた「涼しさはたぐいも更に夏山の 峰より落る音なしの瀧」が右上に添えられています。軸にされたのは同じく黄梅院の14世住職で元大徳寺管長の大綱和尚、箱書は当代の20世黄梅院住職の太玄和尚、と一筋の流れでつながった由緒あるお軸。
 茶碗は黒平茶碗で「朝つゆ」。茶杓は「祇園会」、お棗は「蘇民将来子孫也」と書かれた山中塗、水指はガラスで祇園祭の扇子が蓋がわり。香合は越前竹細工の長刀鉾…。菓子は「氷室」。
 当日はろうそくの灯りによる茶席で、まさに一期一会の茶会となりそうです。
開催場所
  • 杉本家住宅
    祇園祭用マップ
    京都市下京区綾小路通新町西入ル矢田町116 TEL075・344・5724
参加費
  • 2000円
    参加費は当日お支払いください。
定員
  • 先着10人
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