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ろう梅
梅にも先駆けて咲き、その高い香気は、一瞬、寒気を忘れさせるほどです。 12月(ろう月)頃から咲くからその名がついたともいわれますが、うっすらと蝋を引いたような鈍色をした色あいは蝋細工を思わせます。葉のない枝から下向きに、その香りからは思いがけなくつつましやかに、下向きに花が咲くさまは花言葉がピッタリです。 内側の花弁は暗紫色をしていますが、花芯まで黄色いソシンロウバイや大輪咲きのダンロウバイなどの品種もあります。 京都御苑の宗像神社の北側や子どもの広場にも咲いています。