京童 十七文字のうた

金の斧も銀の斧も落としました

金の斧も銀の斧も落としました
 西洋の童話を句材にしている。斧を井戸に落とした男が嘆いていると神様がピカピカに光る金の斧を拾ってくれた。それを羨んだ慾深かな隣の男がわざと斧を落とし金の斧と銀の斧を得ようとする。そこで言ったセリフです。
京都番傘80年合同句集「小倉山」より
2009年9月16日 10:00 |コメント0
選者:八木勲 プロフィール
1939年、京都市生まれ。61年、同志社大学卒業後、広告会社に勤務。川柳を各紙に投稿し、98年、「今ワシは何党かねと秘書に聞き」の作品で「毎日新聞万能川柳年間大賞特別賞」を受賞。03年には「週間しんぶん京都民報」にエッセイ「川柳世相つれづれを」連載。著書に「一駅一章 世相あれこれ五七五」(新葉館出版)。「川柳瓦版の会」同人、「京都番傘」同人。08年から「週間しんぶん京都民報」の読者の文芸の選者を務める。
八木 勲の世界 「世相あれこれ五七五」川柳&冠句

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