「現代の貧困とナショナル・ミニマム」夏期第3回 佛教大学四条センター講座
「現代の貧困とナショナル・ミニマム」夏期第3回 佛教大学四条センター講座
9月7日(月)18時半~20時、佛教大学四条センター(京都市下京区四条烏丸北東角 京都三井ビルディング4F。地下鉄烏丸線「四条」・阪急京都線「烏丸」21番出口より京都三井ビル地階からエレベータ利用)TEL075・231・8004。
この講座の目的と内容は、第一に、現代社会の貧困概念について検討することにあります。絶対的貧困から相対的貧困へと貧困概念は拡大していますが、相対的貧困概念もまた、そのあいまい性を露呈しています。そのあいまい性を克服する新たな貧困概念について検討します。第二に、現代の貧困の特徴とその構造を明らかにします。具体的には、低所得層の増大、非正規雇用の増大、非正規の常勤パート化、未組織労働者の増大、家計の「硬直化」などを検討します。第三に、現代社会での貧困の現われ方について、その特徴を明らかにします。パラサイト・シングルの増大、低所得層が若年単身世帯や高齢単身世帯そして、ひとり親世帯に特化している現象について検討します。第四に、低所得対策について検討します。具体的には、最低賃金制、課税最低限、保険料の減免などについて検討します。第五に、国民生活の再構築として、現代社会において、最低限度の生活を営むためにはどのくらいの「最低生計費」が必要かについて試算します。
講義内容=「国民生活の構造変化と低所得層の生活 家計の「硬直化」に現れる貧困」、講師=金澤誠一(佛教大学社会学部教授)。全6回、毎回月曜日18時半~20時。
戦後、勤労者世帯の生活構造の変化を、総務省の家計調査分析を通してみていきます。「豊かさ」とは、十分に豊富な消費財貨を自由に選択できることであるとするならば、家計の「硬直化」は、そうした自由を奪っています。
受講料無料、各回定員50人(当日先着順)、講座開始の60分前から受付開始。
【講義スケジュール】(全6回)
7月6日(月) 今日の貧困とは何か
8月3日(月) 現代の貧困の特徴と構造
9月7日(月) 国民生活の構造変化と低所得層の生活
10月5日(月) 現代の貧困の現れ方
11月9日(月) 低所得層とナショナル・ミニマムについて考える
12月7日(月) 国民生活の再構築について考える












