シネマレビュー

劇映画

テンペスト

テンペスト舞台版「ライオンキング」でセンセーションを巻き起こし、映画でもつねに型破りな世界観を構成してきた天才演出家、ジュリー・テイモア。彼女にとって2度目のシェイクスピア作品の映像化となる本作でも、その稀有な才能を遺憾なく発揮している。物語は、肉親の奸計で国を追われたミラノ大公が、娘とともに流れ着いた孤島で、魔術を操りながら復讐を遂げようとする不思議な悲喜劇…
公開日:11/06/25
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赤と黒〈デジタルリマスター版〉

赤と黒 1959年11月25日、37歳まであと9日という若さで亡くなった俳優ジェラール・フィリップ。没後50年という節目であった昨年、彼の代表作であり、また、フランス映画界の永遠の傑作である『赤と黒』(スタンダール原作)がデジタル修復された。話題となったのは、修復がもたらした思わぬ副産物…
公開日:10/02/06
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蟹工船

蟹工船小林多喜二が小説「蟹工船」を発表したのは1929年。劣悪な環境で働く労働者たちの闘争を描き、プロレタリア文学の最高峰として歴史に名を刻んだ。  それから80年後の現在。世界的な不況の中、派遣切りなどネガティブなキーワードが溢れる日本において、再び脚光を浴びた同作、ついに1953年(山村聡監督・主演)以来の映画化となった…
公開日:09/07/04
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子供の情景

子供の情景今なお、傷跡が色濃く残るアフガニスタン・バーミヤン。学校に行きたい6歳の少女バクタイは、友だちにノートが必要といわれ四苦八苦しながらも何とか手に入れた。だが学校へ向かう途中、少年達に囲まれてしまう...
公開日:09/05/09
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ラ・ボエーム

舞台は19世紀半ばのパリ。クリスマス・イブの夜に出逢った、詩人のロドルフォとお針子のミミは、ひと目で恋に落ちる。屋根裏部屋で、芸術家仲間たちと夢だけを食べて生きているような暮らしだったが、互いの愛さえあれば、世界中のだれよりも幸せだった...
公開日:09/04/04
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【劇映画】映画レビュー一覧