森友・加計両学園に関連する疑惑解明にフタをし、「働き方改革」一括法案など悪法の強行をたくらむ安倍政権に、国民の怒りを示そうと、新婦人京都府本部は5月30日、京都市下京区の京都タワーホテル前でアピール行動に取り組みました。

 小雨の中、15人が参加し、「安倍さん・麻生さん もうお辞めなさい!」と書いたプラカードを掲げて、安倍政権への怒りをリレースピーチ。

 魚山栄子副会長は、総理や官僚の国会答弁に、つじつまを合わせる形で公文書を改ざんすることは、民主主義の根幹にかかわると指摘。自らの疑惑を明かさず、働き方や食の安全に関わる悪法を押し通そうとする姿勢を批判し、「今の国会のあり方は異常。正常な国会運営に戻すため、安倍内閣には退陣してもらいましょう」と訴えました。

 澤田季江事務局長は、韓国で、親友による国政介入事件や数々の疑惑を起こした朴槿恵(パク・クネ)前大統領を退陣に追い込んだのは、市民の運動と世論だと述べ、「うそをついているのは安倍首相だと国民はわかっています。次は日本の番。一緒に声をあげましょう」と呼びかけました。

 参加者らは、「うそとごまかしの国会答弁は、もう、うんざり」、「改ざん、隠ぺいは許せない」、「世界から見てはずかしい」などと、安倍政権への不信や怒りを表しました。