独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)の男山団地(八幡市)の2つの棟で、新たに7基のエレベーターが設置されることが、このほど、UR都市機構から八幡市への連絡でわかりました。

 同団地は約4500戸。高層の170戸にしかエレベーターがなく、日本共産党や住民が長年、設置を求める運動に取り組み、現在、3棟に10基の設置工事が始まっています(2019年2月完成予定)。これに加えて新たな設置計画がわかったもの。7基は、20年3月の設置予定です。

 同団地では、高齢者や子育て世代に、エレベーター設置の要望が強く、日本共産党の実施したアンケートでも、4、5階に住む高齢者から、「階段の上り下りがきつい」「買い物や通院などの外出もままならない」という声が寄せられていました。

 日本共産党八幡市議団(山本邦夫団長、4人)は、この声に耳を傾け、要求運動を広げ、議会でもたびたび取り上げてきました。また、UR都市機構に設置の働きかけを行い、日本共産党国会議員団とも連携して、国土交通省に改善するよう要請してきました。

 同市議団は、引き続き、エレベーター設置をはじめ住環境の整備、バリアフリー化、医療と介護の充実など、住み続けられるまちづくりをめざして奮闘する決意です。

(写真=エレベーター設置工事中の男山団地)