大激戦の府知事選投票日2日前となった6日、「つなぐ京都」の福山和人候補(57)の応援のため、評論家の佐高信(まこと)氏が駆けつけ、京都市内3カ所で街頭演説を行いました。

 佐高氏は、京都市左京区の百万遍交差点で、「安倍政権への怒りが渦巻いています。この知事選が日本を変える最初の選挙。福山さんを当選させ、安倍政権に、最後の打撃を与えようではありませんか」と呼びかけました。安倍政権と官僚による、隠ぺいや情報隠しが相次いでいることなどを強く批判し、「京都を良くできるのは、安倍政権を支える官僚ではなく、民衆の立場で頑張ってきた福山さんだけ。福山さんを知事にしていただいて、京都からまともな政治を取り戻そう」と訴えました。

 福山氏は、自身の政策を伝えながら、「京都府政の主人公は私たち府民。中央からの官僚出身の知事をありがたがる時代は終わったんちゃいますか。府が何をしているか分からない、『薄味』の府政から、『府がええとことやってくれている』と感じられる、あたたかみのある府政をつくっていきましょう」と呼びかけました。