私たちが2006年に組合を立ち上げる時、弁護士として相談にのってもらったのが福山さんでした。結成大会には激励のあいさつをしてもらい、その後も組合主催の労働法の勉強会の講師になってもらうなど、10年以上のつき合いになります。

 病院には、賃金表さえなく、組合が何度も交渉する中で、2年前にやっと定期昇給制ができました。そんな職場にあって、労働者の権利は自分たちでつかみ取るものだと福山さんは熱弁をふるい、その姿にどれだけ励まされたか分かりません。併せて、僕らの困りごとにも気軽に相談にのってくれ、組合員は福山さんに厚い信頼を寄せています。

 福山さんは、光の当たらないところに光を当てるのが政治の役割だと言っています。森友公文書改ざん事件に関わって、「京都から正直で真っ当な政治を作り上げたい」とも言っています。本当にそうだと思います。

 相手候補は、国とのパイプ役になると言っていますが、安倍政権とのパイプなど不要です。府民のための府政を福山さんなら必ず実現してくれると期待します。(京都市西京区)

(「週刊京都民報」4月1日付より)