再生可能エネルギーに関わる電気工事に従事してきました。未来の子どもたちに、安全で美しい地球を残すためには脱原発が必要です。知事選の両候補の政策を検討するなら、原発再稼働を事実上容認の相手候補か、脱原発を掲げる福山候補か、どちらが知事に適しているかは明瞭でしょう。

 世界的には、100%再生可能エネルギーで企業の消費電力を賄っていこうという流れが広がっています。日本では数社にとどまりますが、欧米を中心に約90の企業がこの運動に賛同・加盟し、世界的金融機関が参加企業への融資を最優先にしています。

 京都府でも再生可能エネルギー普及・推進に積極的役割を果たしてほしい。併せて研究の面でも府が援助してほしいと思います。

 再生可能エネルギーは天候に左右されるため、その弱点を補うベース電源として、CO2を排出しないクリーンなエネルギーの研究が京都に集積する大学で進むなら、新しい未来が開けるでしょう。未来型府政を福山知事のもとで実現しましょう。

(「週刊京都民報」4月1日付より)