府知事選が22日告示され、4月8日投開票されます。選挙戦は、幅広い個人や団体、民主府政の会、日本共産党、新社会党などが参加した「つなぐ京都」の福山和人候補(57)=弁護士=と、自民党が主導し、公明、民進、立憲民主、希望の各党が“相乗り”で推薦する「活力ある京都をつくる会」の西脇隆俊氏(62)=前復興庁事務次官=の一騎打ち。福山氏は、京都市内を駆け巡り、「府民の生活をまるごと全力で応援する府政にしたい」と訴えていきました。

 福山候補は、駆けつけた約350人の市民らとともに京都市中京区の京都市役所前で第一声を行いました。はじめに「どこの党が言おうが、ええもんはええ、あかんもんはあかん。これまでの府政のええとこも悪いとこも全部受けとめて乗り越えていく」と基本姿勢を強調。保育園・幼稚園から大学までの「オール無償化」や、賃上げによる地域経済振興、脱原発、高齢者医療助成制度の拡充などの社会保障施策などを紹介し、「府民の生活をまるごと全力で応援する府政にしたい。そのためにもみなさんの力が必要。僕と一緒に走って下さい」と呼びかけました。

 槌田劭(「つなぐ京都」よびかけ人、使い捨て時代を考える会元代表)、梶川憲(同、民主府政の会共同代表、京都総評議長)、吉村直子(立憲カフェ代表)の各氏と、日本共産党の渡辺和俊府委員長、新社会党京都府本部の池内光宏委員長らがあいさつしました。
 
 福山氏は駆けつけた市民らとともに「ふくちゃんといっしょに頑張るぞ」「忖度やめるぞ」「つながりつくるぞ」と声を上げ、知事選勝利を訴えました。