中学校給食の実施割合が全国で8割を超え、京都府内にも広がるなか、京都市でも小学生時代のような全員制の学校給食を提供してほしい、と京都市西京区の保護者らが12日、市民グループ「小学校のような中学校給食をめざすALLネットワーク西京」の発足会を西京区役所内で行いました。

 保護者やOBら12人が参加し、学習と意見交流を行い、京都府知事と京都市長あての署名運動について相談しました。

 府内では、京田辺市と亀岡市を除く自治体が、中学校給食を実施または予定するまでに広がっています。京都市では、全員給食制は5校で、66校では持参か民間調理委託を選ぶ方式で、喫食率は3割程度です。

 ミニ学習では、「より豊かな学校給食をめざす京都連絡会」の金井多恵子事務局長(京都市の元学校栄養士)が、府内の給食実施状況と運動を紹介。「午後の授業に集中できる」「クラブも頑張れる」「温かくておいしい。ホッとする」など給食実施校の生徒の感想にも触れて、教育としての学校給食の重要性を強調するとともに、深刻化する貧困の問題に言及し、「給食がセーフティーネットとして注目されているが、中学校で実施していない地域はその機能が果たせていないことになる」と指摘しました。

 来年度から順に中学校給食が実施される長岡京市(4校)で、保護者として運動に関わった廣垣栄治さん(日本共産党長岡京市議)が、経過と1万人を超える署名運動の取り組みについて報告した後、意見交換しました。

 発足会には、日本共産党の成宮真理子府議も参加しました。

(写真=発足会で府内の中学校給食の実施状況や運動を紹介する金井さん

(「週刊京都民報」11月19日付より)