■共産党修学院後援会/毎週街頭に

 「修学院から憲法守るのろしを上げよう」──京都市左京区の日本共産党修学院後援会は、3000万全国統一署名に旺盛に取り組んでいます。
 10月28日は、叡山電鉄修学院駅前で宣伝。台風の影響で雨模様のもと、会員ら10人余りが横断幕やのぼりを手に、署名を通行人や買い物客に呼びかけました。
 同後援会の署名行動は、全国市民アクション実行委員会の呼びかけに応え、9月からスタート。総選挙中は中断したものの、毎週土曜日に街頭に立ち、今回が4回目。参加者らは「全国と連帯し、3000万署名をなんとしても成功させたい」と意気込みます。

■常磐野9条の会/一人宣伝で

 常磐野9条の会(京都市右京区)では10月から、事務局の山川忠一さん(72)がJR太秦駅前で署名を呼びかけています。
 「自分のできるタイミングで」と始めて、25日で5回目。机といすを用意し、横断幕やのぼり、ポスターなどを掲示して、「憲法9条を生かす署名です。まだの方はサインしてください」と駅から出てきた人に声を掛けます。
 観光客の乗降も多く、総選挙中には、千葉県から来た女性が「京都の共闘はどうなっていますか」と話が盛り上がったり、外国人もサインに応じます。
 常磐野9条の会は、2015年12月~16年6月まで、「戦争法廃止を求める2000万署名」に取り組み2600人分を集めました。これ以上集めるためには、今までやったことのないことをやる必要があると、山川さんが奮起しました。「署名の数は少ないですが、ここで9条守れと訴えている姿を見せることが大事。体と相談しながら続けていきます」