■市民グループ・元「緑の風久美浜」代表/政治の根幹は人の命と生活を大切にすること

70年代に関西電力の旧久美浜町への原発建設計画に対し、共産党や住民とともに、立場の違いを超えて反対運動に取り組み、最終的に計画を断念させました。総選挙では、原発推進の自民党、再稼働容認の希望の党ではなく、一貫して原発ゼロを掲げる共産党に期待しています。

 共産党とは反対運動の進め方で、違う部分もありましたが、建設反対という共同の大義は一貫してぶれることがなく、運動を進める力となってくれました。その点から見ても、市民と野党の共闘を前進させる上で、共産党が大きな力になると思います。

 政治の根幹は、「人の命と生活を一番大切にする」ことだと思います。原発推進はもちろんですが、9条改憲もこの考えに反しています。絶対に反対です。

 私は、6歳の時に舞鶴で終戦を迎えました。夜空を飛び交う高射砲の砲弾を恐怖で見つめていました。戦死した親戚もいます。9条を守るためにも、反戦平和を貫く共産党に頑張ってほしい。