日本共産党の穀田恵二衆院議員、倉林明子参院議員と同党府市町議は5月31日、6月3日開催の航空自衛隊「奈良基地祭」における戦闘機の「展示飛行」を中止するよう、荒木哲哉同基地司令に申し入れました。

 奈良基地祭の展示飛行では、F15戦闘機2機、C130輸送機などの自衛隊機が基地周辺、府南部の上空を高度550㍍から600㍍で低空飛行する計画です。申し入れでは、過去の展示飛行で、自衛隊機の爆音で保育園児が目を覚ましたり、学校の授業を中断するなどの府民生活に重大な影響を及ぼしてきたことを指摘。さらに、安倍首相の憲法9条改憲発言や、それを現職の自衛隊統合幕僚長が憲法順守義務に反して公然と支持する発言を行うなど、府民・国民の中に「戦争する国」への不安と怒りが広がるなか、戦闘機による展示飛行が行われることは「極めて重大」と批判しています。

 この日の申し入れには、加味根史朗、島田敬子、森下由美各府議、西山幸千子・木津川市議、西良倫・城陽市議、巽悦子・久御山町議、勝島武司郎・精華町議、谷田操・井手町議、岡本正意・和束町議、かみじょう亮一衆院京都6区候補、倉林明子参院議員秘書・浅井寿子氏が参加しました。