日本共産党山城地区委員会は4月22日、精華町議選勝利に向けて演説会を同町むくのきセンターで開き、160人が参加。立候補を表明している佐々木まさひこ(58)、ゆうき弘子(73)=以上、現=、松田たかえ(75)=元=、かつしま武司郎(75)=新=が決意と公約を訴えました。

 同町議選(定数18)は、5人はみ出しの多数激戦の見込み。日本共産党は前回選挙で定数4減のもと、4議席を確保しましたが、松田さんが府議選(2015年)立候補のため辞職。改選3議席から1議席増を目指しています。

 引退する坪井久行議員からバトンタッチを目指すかつしま候補は、同党が1月に行った住民アンケートに寄せられた生活への不安の声を紹介し、「共産党の4議席を守らなければ、町民の暮らしと命を守れない」と訴えました。

 松田候補は、介護保険料の負担増・サービスの切り捨てなど「高齢者いじめが横行している」と指摘し、「国や町に対して物言い、11議席を占める町長与党に風穴をあけたい」と決意を述べました。

 ゆうき候補は、子どもの医療費中学校卒業までの無料化やエアコンの設置などを実現してきたことを紹介。「中学校給食を1日も早く実現したい」と訴えました。

 8期目に挑戦する佐々木候補は、学童や保育所の時間延長や妊婦健診の無料化などを実現してきたことを報告し、「国保の負担軽減や中学校給食の早期実施などまだまだ課題が残っている。住民が安心して住み続けられるまちにしたい」と話しました。

 同党参議員国会対策委員長の井上哲士参院議員が駆けつけました。前回選挙の4議席獲得が、その後の日本共産党の躍進の先駆けとなったことを指摘。「町や全国で広がる共産党への期待の声に応えるためにも、なんとしても4議席実現を」と強く訴えました。

 坪井議員、同地区委員会の谷口清久委員長があいさつ。かみじょう亮一・衆院選6区予定候補も訴えました。

 (写真=そろい踏みする〔左から〕坪井、かつしま、ゆうき、井上、佐々木、松田、かみじょうの各氏)

(「週刊京都民報」5月7日付より)