20150627-01 4月の京都市議選左京区選挙区で初当選した自民党の大西健嗣市議が、NPO法人「田中セツ子京都結婚塾」の役員時代に不適切な会計を行い約240万円を同法人に返還した問題で、左京区の住民らでつくる「大西ケンジ議員のNPO法人『資金横領』疑惑を糾明する会」は27日、左京区内で真相解明を求めて街頭宣伝しました。

 同会のメンバーらは「私的流用ってホンマ? 真相を語ってください」との横断幕を掲げながら、同市議の地元の岩倉地域を中心に街頭宣伝を実施。同会世話人の岩井健さんは、「この認定NPO法人は行政からも補助金も受けており、会計を明らかにする責任がある。大西市議は辞職し、真相を明らかにすべき」と訴えました。

 岩倉地域で同会の宣伝を聞いていた女性(81)は、「地元の議員なので期待していたのに、こんなことになってしまった。何が真実のなのかわからない。早く本当のことを教えてほしい」と語りました。