デューク・エイセス 「女ひとり」「いい湯だな」「おさななじみ」などで知られる4人組男声コーラス「デューク・エイセス」が今年結成60年を迎えます。京都で耳と目の肥えた大人が安心して楽しめる空間を演出する「達人の館」が24日、京都芸術劇場春秋座(左京区)で記念公演を開きます。
 デューク・エイセスは、米国男声コーラスグループの影響を受けて1955年8月結成。米軍キャンプ仕込みのスウィング感と厚みのあるハーモニーでジャズや黒人霊歌を得意としています。
 永六輔(作詞)、いずみたく(作曲)両氏が全国をめぐり“ご当地ソング”を創作した「にほんのうたシリーズ」(67~72年)で新機軸を築き、NHKテレビ番組「夢であいましょう」のレギュラー、「ララミー牧場」「鉄人28号」などのテレビ主題歌、「かに道楽」などのCM曲など幅広く活躍してきました。昨秋、60周年記念アルバムを発表。熟成した和声で聴衆を「良き思い出」に誘います。
 15時。4500円、シニア4000円(要証明書)、学生・ユース2000円(同)。問い合わせTEL075・708・8930(達人の館)。(「週刊しんぶん京都民報」2015年1月18日付掲載)