八幡市の夜間小児救急体制に31日から、男山病院が週1回の輪番体制(金曜夜~土曜朝)で参加することになりました。日本共産党と市民が10年来取り組んできたもの。
 八幡市では、夜間に子どもの発熱などで救急車を呼ぶと宇治市や京田辺市の病院に運ばれ、子育て世代の保護者から「なんとかしてほしい」との声があがっていました。新日本婦人の会八幡支部が最初に市議会への請願に取り組んだのは2004年。当初は、日本共産党のみが賛成する状況で不採択となりましたが、事態の深刻さが認識される中で、翌05年には全会一致で採択されました。
 日本共産党は、市議団、府議団が連携して、議会での質問・論戦に取り組み、男山病院への3度にわたる要請・懇談を重ね、10年には政府交渉にも取り組んできました。こうした積み重ねにより、今年度、京都府の予算に八幡での小児科医の確保のための施策が予算化されていました。