御所南ピースウオーク 86回目の御所南ピースウオークが29日、中京区御所南地域で行われ、10団体から29人が参加しました。
 厳しい日差しの下、「脱原発で子ども達の未来を守ろう!」、「集団的自衛権の行使はゆるさないぞ」など、平和と暮らしを守るためのシュプレヒコールを響かせました。
 デモ終了後の集会では、自由法曹団京都支部の尾﨑彰俊弁護士が、集団的自衛権行使容認の閣議決定の問題点について述べ、「1つ目は本来憲法によって縛られるはずの内閣が憲法解釈を勝手に変更したこと。2つ目は今までの内閣が否定してきた、自衛隊が海外で武力行使することを容認したこと。海外での武力行使を限定行使する事はありえない。秘密保護法によって、自衛隊が海外で武力行使をしても国民に知らされない恐れがある。自衛隊が海外で武力行使をするために必要な法律改正を阻止し、閣議決定撤回を求める運動を広げていこう」と呼びかけました。
 中京民商事務局の土居さんが「平和でこそ商売繁盛。憲法署名を集める運動を全国的に展開する予定です。消費税10%阻止の運動については、今後は街頭宣伝や、学習会を行う予定をしており、これ以上地域から業者がなくならないように運動を広げていきたい」と話しました。(近藤)