山下芳生書記局長 日本共産党の山下芳生書記局長は29日、尾崎望知事候補の応援のため京都入りし、京田辺市、京都市伏見区、同南区の3カ所で「尾崎さん勝利で、安倍政権に審判を下そう」と尾崎候補とともに訴えました。
 山下氏は消費税増税で地域経済を破壊し、医療・雇用改悪を進める安倍政権を強く批判し、「尾崎さんを知事にすることが府民だけでなく、日本国民にとって重要。安倍政権の暴走にノーの声を上げよう」と呼びかけました。
 安倍政権が憲法改悪と集団的自衛権行使、従軍慰安婦問題の「河野談話」見直しなどを狙う動きを取り上げ、「歴史をつくりかえることはできない。戦争の傷跡の残るベトナムへ行き、長年医療支援を続けてこられた尾崎さんはすでにアジアと日本の架け橋となっている。日本の顔・京都府知事にふさわしい人だ」と述べました。
 京都府の「最悪5点セット」として、(1)事業所の廃業率がワースト1(被災地除く)(2)非正規雇用の割合ワースト3(3)出生率ワースト2(4)国保料の差し押さえが全国2位(5)働く人の給与が全国平均の倍近い125万円減―を紹介し、「なぜ京都が全国最悪レベルに落ち込んだのか。自民党型政治で、大企業を優先し、府民に犠牲を押し付けてきたことだ」と指摘。府政転換し「府民の暮らし第一」を目指す尾崎さんの公約を紹介し、「最後の最後まで大奮闘して尾崎さんを必ず知事に押し上げよう。『日本の夜明けは京都から』―この心意気と底力で頑張りましょう」と訴えました。
 同党の穀田恵二国対委員長、井上哲士参院国対委員長、倉林明子参院議員らも応援に駆けつけました。