日本共産党の京田辺市議団は25日、同市内で議会報告懇談会を開き、20人が参加しました。
 同議団を代表して増富理津子議員が、12月議会の内容について報告しました。増富議員は、日本共産党の一般質問への答弁で市長が子どもの医療費無料化を中学校卒業まで拡充する方針を表明したことや、1500人以上の署名を添えて提出された30人学級実施などを求める教育請願が、日本共産党以外の反対で不採択になったことなどを、紹介しました。
 山内佳子府議が12月の京都府議会の内容や京都府政の問題点などについて報告しました。山内議員は、安倍内閣の暴走のもとで地方政治がこれにどう対応するのかが問われていると切り出し、現知事が秘密保護法や消費税増税、生活保護基準の引き下げやオスプレイ訓練、マル老制度の改悪などで安倍内閣に追随している姿勢を詳しく示し、4月の知事選では尾崎望さんと一緒に、府民のための京都府政をつくろうと呼びかけました。
 
 参加者との懇談では、「有効求人倍率が増えていると言うが、ハローワークに行くと、半年とか数ヶ月前に募集期間が終了している求人票が置いてある。数字の基礎がおかしいのでは。本当にあがっているのか。景気がよくなっているとは思えない」という声や、「木津川マラソンを京田辺市のまちおこしに活用できるよう、市として取り組むなど出来ないか」、「木津川沿いにある工場から色の付いた水がそのまま木津川に排出されている。きちんと処理するように指導すべきだ」、「浸水対策など各地域でお互いに交流して取り組みたい。地域の中で治水問題を考えることが出来ないかと思っている」、「奈良から越してきた人から、バスが不便、料金が高いと言われた。高齢者のバス料金の無料化など運動せんとあかんなあと思う」など様々な意見などが出されました。(A)