乙訓革新懇は25日、年次総会を開き、34人が参加しました。
 1部では世直し府民ネットの森吉次事務局長が講演しました。山田現府政は2つの弱点・矛盾を抱えていると指摘。国の悪政との関係であらゆる問題で、国にものを言えず、悪政を後押し、自らの責任が問われないように立ち回る官僚出身の知事に終始していること。第2に、これまでの3期12年も府政を担当しながら実績を語れないことだと述べました。
 一方、尾崎望さんは、立候補表明から2カ月余りで、立候補の決意と5つの挑戦に府民からの期待とたたかいへの確信が広がっていると強調。京都では原発ゼロ、消費税増税ノー・米軍基地ノー・TPP参加反対など、思想信条の違いを超えて多様な運動が広がっており、これらを府政転換の流れに結実できれば、要求での多数派から運動での多数派、政治での多数派をつくることができる、知恵と力をあわせ、共同を広げ勝利を切り開こうと訴えました。
 2部の総会では桜田忠衛代表世話人、谷内口浩二京都革新懇代表世話人のあいさつにつづき徳本茂代表世話人が運動方針について報告、提案を行いました。討論では目前の京都府知事選挙や各分野の活動について活発に議論され、最後に東京都知事選勝利へのカンパの訴えがあり2万5000円が寄せられました。
 新しい役員体制では新事務局長に徳本茂氏が選出されました。(梅原)