「世直し府民ネット」結成 京都府知事選(来年3月20日告示、4月6日投票)で、尾崎望候補(京都民医連会長)の勝利をめざす確認団体「府政転換 世直し府民ネットワーク」(関浩代表、略称=世直し府民ネット)が20日、発足しました。同日夜には決起集会が開かれ、知事選勝利を誓い合いました。
 「世直し府民ネット」の現在の構成団体は、「尾崎望さんを京都府知事に推す医師・歯科医師の会」「尾崎望さんを京都府知事に推す宗教者の会」「京都環境・まちづくり住民運動ネットワーク」「世直しをめざす京都働くものの会」「民主府政の会」の5つ。
 同日、京都市中京区のラボール京都で開かれた全体会議・決起集会には約450人が参加。
 「民主府政の会」の森川明代表委員は、秘密保護法強行、消費税増税、米軍レーダー基地建設など府民を苦しめる安倍政権の暴走を強く批判し、「府政を砦にして、政治を変えよう。怒りの輪を大きく広げ、最後まで奮闘します」と訴えました。「医師の会」の渡辺賢治医師、「宗教者の会」の大江真道・日本聖公会司祭、「まちづくりネット」の中林浩・神戸松蔭女子大教授、「はたらくものの会」の吉岡徹・京都総評議長らが尾崎さん勝利を呼びかけました。
 尾崎候補は、府内各地をめぐり、農業、ものづくり企業、医療・介護などさまざまな分野の府民と対話してきた中身を報告。「いろんなところに行き、多くの人から期待を受けています。秘密保護法撤廃、原発ゼロ、米軍レーダー基地許さないと国に求めていきます。府政を変えるために全力をあげます」と訴えました。
 日本共産党の井上哲士参院議員が秘密保護法の強行採決など国政問題について報告。「憲法違反で国民の多数が反対する秘密保護法の強行採決は絶対に許されない。米軍レーダー基地、オスプレイ配備など戦争する国づくりを狙い、安倍政権は暴走しています。この暴走にストップをかけるため知事選に勝利しよう」と呼びかけました。
 集会の最後に団結ガンバローを三唱し、知事選勝利を誓い合いました。